

失われた声は、20年越しの風に乗って──
いま、再び神話となる。
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2025.5.17
the story begins
”旅”を創めようと思うんだ
『メタ・リアリティ・ノベル』
”出会い” その全てが物語へと繋がる。それが、僕の掲げる新ジャンル
僕の人生は他の人よりも、少しだけ――数奇なものなんだと気づいた時、43歳をむかえていました。自身の父が他界したのも43歳です。そう、同じ年齢に追いついた。もし、この1年で自分の生涯が終わるなら、何を残せるだろうか。そんな疑問が忘れていた「約束」を想い出させてくれた。
20年前に置き忘れた夢と約束。それを、今から創めるだけです。
INTRODUCTION
”非読者・筆頭経験なし・受賞歴なし・無名”
誰もが無理だと言うなら、僕は挑戦したいと思った。

「けいおん」の聖地には、
もう一つの物語が存在する──
かつて“新星”と呼ばれたミュージシャン。
その才能は瞬く間に注目を集めたが ” 歌う意味を持ってしまった”朝霧は、表舞台から忽然と姿を消した。
そして、時代の波の中に埋もれ消えた・・・
二十有余年
彼は今、静かに43歳を迎える。
止まっていた針が再び動き始めたのは、他でもないこの町(豊郷)だった。
彼が育った町で、今まさに過去と現在、虚構と現実が交錯する新たな文化が始まろうとしている。それは、現代に蘇る“オルフェウス神話”
【メタ・リアリティ・ノベル】
彼の生み出す新たな世界の容。それは小説の常識を壊し、人の一歩一歩が物語になる“体験型文学”そのものだ。
忘れられた名も、消えた歌も、傷ついた過去も、すれ違った未来も──
すべてが今、物語として再起動する。




STORY
『桜サンバースト』
それは神話の“はじまりの書”
校門を越えるその瞬間、あなたもまた、物語の登場人物となる。
*音楽に夢を追う 朝霧伯
*宿命を受け入れ生きる 頓宮夏帆
*性別と過去に葛藤を持つ 南条彩薫
*そして 安土華代
僕の見ている現実と君の目に映る世界は、
ほんの少しだけ、何かが違うのかもしれない。




窓辺に射す日差しのように、奏はいつでも空(じゆう)だった。
十五歳の終わり、ギターと小銭を握りしめ都会へ上京した。
夢を追い歌う彼に、弟の影を重ねる安土華代と運命的な出逢いを果たし、自分が今まで経験したことのない充実した友人関係と青春が、広がって行く。
しかし、楽しい日々は長く続かなかった。
友人の一人である文学少女:頓宮夏帆が―
その日から三年・・・
朝霧は右腕に死神のタトゥーを刻み、まるで別人のように変わってしまう。なりふり構わず音楽に没頭し、彼らのバンドはいつしか「新星」と呼ばれるようになるが、奇跡のワンマンと呼ばれた一夜を最後に音楽業界から忽然と姿を消す。
すべてを無くした彼の瞳には、もう、希望の輝きなど無かった。
心底のさらに奥深く暗澹に頓宮との『約束』を隠すと、想い出の場所で自殺する決意を固める。そして、最後の旅が始まる。
「あの星って……」
「僕は生きているのか? …ここは現実か?」
目覚める彼を待ち受ける真実。
それは朝霧にとって、あまりにも残酷なものなのかもしれない。
アナタが見ている世界とは何なのか?
想い出は”虚像の中にある真実”なのだろうか?
CHARACTER
”一人歩きする”
その瞬間、その感動を一緒に



朝霧 伯
Asagiri Hak Birth 1982.04.20 Type A
勢いや潔さがあるわりに、優柔不断。無神経なように思えるが、繊細な心の持ち主で考え込むネガティブ思考。15歳でミュージシャンになるべく上京し、安土と運命の出逢いを果たす。


頓宮 夏帆
Tomiya Kaho Birth 1982.07.** Type AB

艶のある黒髪、病弱な白肌、強めの標準語。美人の代名詞のような文学少女。いつも手には同じ本を大切に持ち歩いており、ミステリアスな一面が多い。朝霧に冷たくあしらう特徴がある。

安土 華代
Azuchi Kayo Birth 1980.10.07 Type A
陽キャなギャル風貌に反し、お姉様タイプで面倒見がいい女性。母親が料理学校を営む影響もあり、手料理には定評がある。


南条 彩薫
Nanjro Sayuki Birth 1983.01.01 Type B

性別に葛藤する中性な男の娘。知らないフリや、無関心な性格が露骨に目立つが・・・ 安土とそっくりな人生を歩んできた彼はいったい何者なのだろうか?